兵庫・丹波でカエルの化石発見 密集した状態は国内初
兵庫県丹波市山南町の白亜紀前期(1億4千万~1億2千万年前)の地層「篠山層群」で、カエル類2匹の骨の化石が見つかり、県立「人と自然の博物館」(同県三田市)が1日、発表した。体の骨格がまとまった状態で発見されたのは国内初といい、同博物館は「世界的にも貴重な資料」としている。 同博物館は、平成18年から篠山層群の発掘調査を行っており、これまでにカエルの可能性のある骨の化石約50点を発見。今年9、10月の調査で、新たに骨がまとまって見つかったことで、カエルと確認された。2匹のうち1匹分は、三田市内の小学生が体験学習で発見したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091201-00000611-san-soci